ヤマユリの花も咲きました。

日当たりの良い場所に植えたので
たくさん花が咲いてます。

バイオリニストの千住真理子さんのお母様、エッセイストの
千住文子さんが、亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
講演のお話の際にもよく登場していたお母様です。さぞやご悲嘆されておられるであろうと案じます。お葬式その他には行きませんが、
ご容赦下さい。

畳み掛けます。ビデオで取っておいた映画、「姑獲鳥の夏」拝見
しました。本当に不思議な作品で、というか実験的な作品でしたね。
監督はウルトラマンの実相寺昭雄、大好きな監督です。この人の作品は
帝都物語とか特撮モノに傑作が多いのですが、この作品もあちこちに
彼らしい、仕掛けが見られます。視覚的な映像に凝る方で、内容は実に
おどろおどろしい、幻想的な、色気のある、不思議な作品です。
主演の堤真一が抜群にいいです。原田知世も・・・。この役は彼女以外
適当なキャストはいないでしょう。そのほかオールスターとも言える豪華な顔ぶれで
いろんな人が出ていて面白いのですが、おそらく５・５億の興行収入
では製作費の回収には全然足りなかったことでしょう。この映画興行的には
大失敗だったようです。でも質の高い、問題作というか大傑作だと
私は思います。ただ内容があまりに複雑でついて行くのが大変だという事と
監督が凝り過ぎてるところが内容をより難解にしてしまったのではないでしょうか？。
どっちにしても私はこんな作品があったのか？！。と新鮮な驚きと感動を同時に味わい、
非常に観れた事をラッキーに思います。これだけの作品はもうこの先何十年
と出てくる事はないでしょう。それだけの映画です。

北朝鮮のテロリストたちによって武力占拠されたワシントンの
ホワイトハウスに、たったひとり、SPが奪回するために戦いを
挑むという、ダイ・ハード以来、こういうスケールのでかい
ハリウッドのアクション映画は、本当にいっぱいありました。
こういう映画のセオリーはきっちり守られていて、最後のテロ
リストとの対決も、素手の殴り合いと、お約束通り・・・。
おそらく、ホワイトハウスを模した巨大なオープンセットで、
スケールのでっかいドンパチ以外に、特に特筆すべき見所
がある訳ではなく、私としては、それほど皆さんにお勧め出来る
クオリティを有した作品とは思えません。ただ主演が、
「オペラ座の怪人」で主演した、ジェラルド・バトラーだったから
観に行った様なもんなんですが、別にどうって事はなく、
どこにでもいるマッチョなおじさんでした。ご苦労様でした。
予告編で見たんですが、このあと、ホワイトハウスダウンという
おんなじような感じの映画が封切られるそうで、まあネタの尽きない、
題材なんだなと思いました。あ、それからモーガン・フリーマン
がまたしても出ていました。よく出てきますね。このお方。