いろんな意味でよく出来た映画でしたが、内容があまりに、
私が身につまされる映画で、これは内輪ウケしかしないな
と思いました。思ったとおり、日活の映画で、私がかつて通って
いた日活芸術学院も一枚噛んでいました。私の恋愛的
トラウマ、というか古傷に塩を塗るような内容で、観ていて、
複雑でした。監督の佐藤東弥は私よりも三つ四つ年上です。
父親があの大監督、野性の証明、の佐藤純弥ですから、
正真正銘のサラブレッドと言えるでしょう。ネットでは大ゴケ
とか揶揄されていますが、どうしてお客は相当入っていました。
まあまあ面白かったです。邦画のCGのレベルはハリウッド映画
と遜色のない所まで達していると言っていいでしょう。

雷門の近くで見てました。

12時ごろ到着したのですが
場所取りの人がいっぱいでした。

座って見ることは出来ませんでしたが
立ち見の一番前で写真撮影してましたよ。

予報通りの猛暑で
500ccのポカリスエットでは足りませんでした。
最後まで見るには1リットルは必要ですね。

評判通りICUが良かったですよ。

Samba

先ず思ったのは、どうして？、という事。
残された家族の悲しみとか、一瞬でも
頭をよぎったら、こんな行動は取る人は
絶対にいないと思う。ヒカルが気の毒で仕方がない。

堀越二郎というのは零戦を設計して世界的に知られた、日本が世界に
誇る超一流のエンジニアです。そういう実在の人物を主人公にしたのは、
スタジオジブリでは初めてだそうで、観た感じも、かなりのこだわりを
感じました。まず飛行機のメカの緻密さ、宮崎さんは、本当に飛行機が
好きなんですね。「紅の豚」でも出てました。でも私が最も感心したのは、
昭和初期の日本の風景や自然の描写の美しさでした。緑が綺麗。
森や小川、水田の美しさ、素晴らしいです。そして、あのラストシーン
私は映画を見てそうそう泣く人間ではないですが、ハラハラと落涙を禁じる事
が出来ませんでした。あのシーンは素晴らしいです。菜穂子の死を暗示させるシーン
で、ああ言う描き方は初めて見ました。素敵です。どちらにしても本作品は
ジブリの最高傑作としてあらゆる人々の記憶に残り続けることは、
まず間違いありません。できれば実写で観たかったです。其のくらいの傑作です。
全くケチのつけ様がありません。声優として主演を果たした庵野さんも
バッチリはまってました。最後の最後で、イタリア人の言う、いいワインがあるんだよ、
というセリフも洒落ていてよかったです。皆さんもこの作品だけは絶対に、
逃したらいけません。この作品は本当に泣けるラブストーリーです。

前原海水浴場へ行きました。

ナビって間違えても適当に走っても
ちゃんと到着しますから便利ですよね。

お寿司も美味しかったです。

Kamogawa